土々呂町下洲ノ鼻区 津波避難訓練
「訓練、訓練。
これは、下洲ノ鼻区の避難訓練です。
下洲ノ鼻区の住民の皆様は、慌てず、急いで、
3丁目に有る「津波避難タワー」まで避難を開始して下さい。」
延岡市消防団第37部の積載車からのアナウンスが、響きます。(ちなみに、アナウンスしているのは、自分だったりします(w)
本日朝9時丁度、土々呂町の下洲ノ鼻区の津波を想定した避難訓練が実施され、私も現役の消防団員として参加致しました。
避難場所となった「土々呂地区複合型津波避難施設」通称「土々呂津波避難タワー」は、昨年の4月に完成したばかりの、高さ12.4m、総工費約6億7000万円を掛けて国の指導も受けながら建てられました。
この下洲ノ鼻区だけじゃなく、茶屋区、桟橋区の住民の皆様が、津波から逃げる際に、国道と日豊線をまたがないと高い箇所に逃げることが出来ない!これじゃ津波の到達に間に合わない!ってぇんで、いわゆる津波避難困難地域に指定され、地元区長さん方、行政、そして市議会議員、みんなの努力でやっと完成にこぎつけた「命を守り安心安全をお届けする」スーパーな避難所です。
皆様!災害はいつ何時にやって来てもおかしく有りません!
とにかく、慌てず騒がず避難して、先ずは自分の命を自分で繋ぎ止めて下さい!
何にしても、それが一番なのですから。
日頃から、ここに居た時はここに逃げる。などとイメージしている事も大切です。