R5年3月議会登壇内容⑤
延岡市南部地域等観光資源活用(1):延岡市南部地域等観光資源調査の結果を踏まえた今後の予算計上について
Q>
令和2年に調査された「延岡市南部地域等観光資源調査」を受けて、昨年度は旧土々呂海水浴場の状況調査や水質調査が行われて、いずれも良い方向性が示されているが、来年度(令和5年度)の当初予算には考えは調査結果に基づく施策が予算計上されているとは思えない。具体的に施策を練り上げ予算計上して事業着手すべきと考えるが、今後の考えは?
A>(市長)
海水浴場の再オープンを望む住民の皆様の声が多く有ったことから、水質検査等を行い、結果として海水浴場として利用することに問題ない事が確認できた。
今年度は土々呂公園旧管理棟南側の駐車場をスケートボードの練習場として利用できるように環境を整えた事により、今後多くの若者達が集まることも期待できる。
一方、南部地位域が活性化することは来訪者が増加することを意味する訳であり、多くの人々を受け入れるためには道路等の基盤整備が必要である。
令和4年度、令和5年度は、これらの道路対策のようなこれまで手を付けられて来なかった南部地域の長年の課題に正面から向き合い、確実に解決を図る意志のもと、必要な取り組みを行って行く。
土々呂町下洲ノ鼻区 津波避難訓練
「訓練、訓練。
これは、下洲ノ鼻区の避難訓練です。
下洲ノ鼻区の住民の皆様は、慌てず、急いで、
3丁目に有る「津波避難タワー」まで避難を開始して下さい。」
延岡市消防団第37部の積載車からのアナウンスが、響きます。(ちなみに、アナウンスしているのは、自分だったりします(w)
本日朝9時丁度、土々呂町の下洲ノ鼻区の津波を想定した避難訓練が実施され、私も現役の消防団員として参加致しました。
避難場所となった「土々呂地区複合型津波避難施設」通称「土々呂津波避難タワー」は、昨年の4月に完成したばかりの、高さ12.4m、総工費約6億7000万円を掛けて国の指導も受けながら建てられました。
この下洲ノ鼻区だけじゃなく、茶屋区、桟橋区の住民の皆様が、津波から逃げる際に、国道と日豊線をまたがないと高い箇所に逃げることが出来ない!これじゃ津波の到達に間に合わない!ってぇんで、いわゆる津波避難困難地域に指定され、地元区長さん方、行政、そして市議会議員、みんなの努力でやっと完成にこぎつけた「命を守り安心安全をお届けする」スーパーな避難所です。
皆様!災害はいつ何時にやって来てもおかしく有りません!
とにかく、慌てず騒がず避難して、先ずは自分の命を自分で繋ぎ止めて下さい!
何にしても、それが一番なのですから。
日頃から、ここに居た時はここに逃げる。などとイメージしている事も大切です。
R5年3月議会登壇内容④
脱炭素先行地域計画(3):市営住宅一ヶ岡B団地C団地跡地を活用した南部地区子育て支援施設整備について
Q>
松山町に有る我が市の子育て支援施設「エンキッズ」は、南部地区からの交通利便性が良くないため、南部地域でも子育て支援施設が欲しいとの声が有る。
そこで、脱炭素先行地域内に有る、一ヶ岡B団地C団地跡地に、徹底的に脱炭素に則った子育て支援施設を建設し、子育て支援と脱炭素のダブル取り組みしてはどうか?同団地跡は、一ヶ岡環状線沿いに有り、宮交のバス路線も通っており利便性は高い上に、既に更地になっており、計画後直ぐに着手出来ると考えるが?
A>(健康福祉部長)
市内南部地区に子育て支援拠点施設が十分整備されていないことから、昨年11月に国の脱炭素先行地域に本市の一ヶ岡地区が選ばれたことを踏まえ、一ヶ岡地区に脱炭素型の施設整備を検討している。
それを踏まえて、
地域ヒアリングや子育て世帯へのアンケート調査等を通して、市営住宅B団地C団地跡地のみならず、D団地E団地の集約化により発生する余剰地も含め、交通アクセス、利用者のニーズを考慮しつつ活用に向けた可能性調査を実行しており、引き続き必要な検討を行っていく
R5年3月議会登壇内容③
脱炭素先行地域計画(2):市内全域に取り組みを拡大する際の国の財政支援について
Q>
この計画・事業は、一ヶ岡エリアを先行地域として実施し、市内全域に取り組みを拡大していくことが目的となっており、国から5年間で50億円の交付金が交付される予定であるが、其の際の国の財政は予定されているのか?
A>(市民環境部長)
今回の脱炭素先行地域で交付される「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」には、もう一つ、5年間で最大20億円交付される「重点対策加速化事業」があり、この事業は、来年度策定を予定している「地方公共団体実行計画」において再生可能エネルギーの導入を促進する地域を設定すると応募でき、市内全体でも利用可能となっている。
先ずは、脱炭素先行地域での取り組みを推進し、培ったノウハウを活用して重点対策加速化事業での交付金で取り組みを拡大していきたい。
なお、宮崎県や国においても再生可能エネルギーや省エネ設備の導入に対し補助事業を実施しているので、市民や事業所の皆様には活用していただきたい。
市内全体への国の財政支援は、先行地域と比較すると十分ではないと考えてるので、近隣自治体や県と連携して国に強く要望していきたい。
R5年3月議会登壇内容②
脱酸素先行地域計画(1):地元住民等への説明会及び計画参加の促進について
Q>
環境省の脱炭素先行地域に一ヶ岡エリアが選定され、住民や事業所を対象に様々な事業が計画されているが、一ヶ岡エリアの住民にどのように説明するのか?さらにどの程度の住民や事業所の計画への参加を想定しているのか?
A>(市民環境部長)
現在、環境省に事業提案書を提出中。
今後ヒアリング等を経て4月に交付金が交付決定される予定なので、エリア住民の皆さんへの説明は、補助金の申請時期や方法が決まり次第、地区全体や区ごとに説明会を実施する。
あわせて、「延岡脱炭素エネルギーマネジメント株式会社」の設立を進めており、できるだけ早めに事務所を一ヶ岡エリア内に開設する予定であり、合わせて事務所窓口で太陽光発電の設置や電力契約の申請について説明も随時行っていく予定。
脱炭素先行地域の事業計画では、例えば太陽光発電設備に関して、先行地域内の戸建住宅約1400戸の約3割にあたる430軒、事業所50軒の導入を計画しているが、地区全体で太陽光発電による電気を使用して貰う必要が有るので、多くの皆様に参加していただきたい。
R5年3月議会登壇内容①
災害救助被災者支援事業:令和5年度当初予算に計上した経緯について
Q>
来年度に災害救助法が適用される程度の災害を想定し、国件補助金を財源とする住家の応急処置などの経費を当初予算に計上している。地方財政法の予算調整上の基本原則によると、当初予算への計上は問題ないのか?財源として国県支出金を計上することに関し、国・県の了解は必要ないのか?
A(市長答弁>
本事業については、昨年の台風14号災害において、必要な予算が予め計上されていなかったために、被災者の支援に関する申請受付開始までに多くの時間を要し、被災された市民の方々に多大なご心労をお掛けした。
災害救助法が適用されるような災害が起きた場合でも、そこまでの被害でなくても、迅速に生活再建への支援を開始するために、財源として予め積算ルールが決められている「災害時安心基金支援金」「災害見舞金給付金」も合わせて計上している。
予算の計上にあたっては、地方財政法の基本理念に基づき、最新の情報を積極的に収集し、補助対象を的確に把握した’上で、活用可能な補助金などを適切に予算反映している。そして、今回のこの事業についても、既存の補助制度内容を十分に確認した上で、今年度の実績を考慮した適切な額を計上している
よって、国、県の了解も必要ない。
明日登壇致します!
明日(R5、3、8)の朝10時から、今期最後の登壇致します。
地元CATV(ワイワイTV)とFMのべおか(88.6メガヘルツ)で中継されます。
時間が掛かりますが、You Tubeでもその内UPされますので、そちらも宜しくお願い致します。
その中身ですが・・・
①災害救助被災者支援事業=令和5年度当初予算に計上した経緯について
②脱酸素先行地域計画(1)=地元住民への説明会及び計画参加の促進について
③脱酸素先行地域計画(2)=市内全域に取り組みを拡大する際の国の財政支援について
④脱酸素先行地域計画(3)=市営住宅一ヶ岡B団地跡C団地跡を活用した南部地区子育て支援施設整備について
⑤延岡市南部地域等観光資源活用(1)=延岡市南部地域等観光資源調査の結果を踏まえた今後の予算計上について
⑥延岡市南部地域等観光資源活用(2)=土々呂港における「誰でも参加できる魚の競り」の実施について
⑦延岡市南部地域等観光資源活用(3)=遠見半島における路線ルートの可能性調査結果と門川町と連携した取り組みについて
⑧のべおかコイン=出産・入学祝い時のポイント付与の拡充について
以上8項目について質問致します。
それぞれの詳しい中身と当局とのやりとりについては、後日お伝え致します。