再議案件!明日臨時議会!
先日、
「歴史・文化ゾーン内駐車場管理システム事業費」(1億3528万5000円)
を削除した令和5年度予算を通過させて、3月議会が閉会しました。と、ご報告しましたが、先日、市長より「再議」が出されました。
やっぱり、インターネット上でも確認可能な「満車空車システム」を、どうしても導入させたいとの事です。
でも、私は、多額の予算を投入する以上、本当にそのシステムが必要か否かの検討を十分に行って実行すべきだと考えています。
以下寸劇風に・・・
「息子」
かぁちゃん、女の子にモテたいからフェラーリ買おうよ。
何言ってんの。ただでさえ家計は火の車なのに、そんな贅沢な事言ってらんないわよ。
「息子」
でも、フェラーリ無いとまたデートしてくれないかも知れないんだよ。
本当に必要になるんだよ。
良いかい?本当にフェラーリが無いとデートして貰えないのかい?
お前に魅力が有ったなら、お相手は、軽自動車でも喜んでお付き合いしてくれるんじゃ無いのかい?
お前が言うように、本当に必要かどうかは、今はまだ分からないだろ?
もしも、本当にフェラーリが必要なら買おうよ。
でも、ほとんどが借金だからね。
令和5年(令和4年度)3月議会閉会!・・・でも波高し!?
2月24日から始まった令和5年(令和4年度)3月議会も今日で閉会。
668億6800万円の令和5年度一般会計予算、約295億6000万円の特別会計、約115億1800万円の企業会計も無事に通過・・・とは、いきません。
と、言うのも一般会計のうち、
「歴史・文化ゾーン内駐車場管理システム事業費」(1億3528万5000円)
を引いた(667億3271万5000円)の修正案を、賛成多数にて承認して、閉会しました。
では、何故この予算を削る必要が有ったのか?
そもそもこの事業は、昨年来、次々と開館した「内藤記念館」「野口遵記念館」、そしてパークPFI方式による古民家風カフェのオープンも見据えて、点在する駐車場の利用台数の情報をリアルタイムで収集し、インターネットやカーナビによるタイムリーな満空情報の発信のために整備する・・・って事で・・・
実はこの事業、12月議会にて、約3億円掛けて整備するとして一度上程されたのですが、その時は議会が「実際にこのシステムを入れなきゃいけない程の状況が起こるとは考えにくい、もう少し様子を見て、本当に必要か否かを判断するデーターでもって導入を検討したらどうか?」と言うことで、一度否決された案件なんです。
それで、今回予算額を落としての再上程となった訳ですが・・・
実際に、そのシステムを導入しなけりゃいけないかどうかのデーターが揃っていない。
内藤記念館がオープンして数ヶ月たったが、未だに大混雑大混乱が起こっている状況に無い訳だし、今回はまだ時期尚早である。
と、言うことで原案否決、議会が出した修正案可決と成りました。
過剰投資という言葉も有りますが、皆様からいただいた大事な税金を投入する以上、今、本当にそこまでのシステムが必要かどうか?
データーを見据えた判断が大切だと考えています。
R5年3月議会登壇内容⑧
のべおかコインの出産・入学時のポイント付与の拡充について
Q>
出産・入学時の「のべおかコイン」のコインの大量付与で、他自治体では真似できない延岡ならではの子育て支援、地域経済の救済を行うことを提言する。
現在、出生の届けで、のべおかコインが1000ポイント付与されるが、それを大幅に拡充する考えは無いか?
A>(商工観光部長)
延岡市独自の地域通貨「のべおかCOIN」は、市内消費を拡大すると共に、市民のまちづくりの参加を促進する機能を備えており、近年では他自治体からの視察も多く、「地域通貨のフロントランナー」として、更なる普及に努めている。
市で発行している(のべおかコインに対する)行政ポイントについては、健康づくりやボランティア活動、講演会へ参加した市民の皆様や、婚姻届・出生届を提出された方に対して1000ポイントを付与しているが、あくまでまちづくり参加の促進を目的としている。
子育て支援に関する施策に「のべおかCOIN」を活用することは、域内消費拡大の面では有効であると認識しているが、別途、健康福祉部において、今月から妊娠と出産で伴走型支援とのセットによる、合計10万円の支援も始まるので、今後の対応については、その成果等も見ながら判断していく必要がある。
R5年3月議会登壇内容⑦
延岡市南部地域等観光資源活用(3):遠見半島における路線ルートの可能性調査結果と門川町と連携した取り組みについて
Q>
遠見半島における路線ルート案について、市長は施政方針演説において「複数案が有る」と仰っていたが、具体的にいくつのルートが考えられるのか?また、ルートが選定され地元とも協議が整うのはどれくらい期間が必要なのか、スケジュールを示して欲しい。また、門川町との道路期成同盟会を作り、共に新しい観光ルート構築にあたる必要が有ると考えるが、門川町との連携についてはどう考えているのか?
A>(都市建設部長)
遠見半島周回ルートについては、今年度の調査により3っつのルート案や所要額見込み等の素案を取りまとめているところである。
今後この3っつのルートの素案を基に、地元の方々と丁寧に話し合いを行いながら、実現可能なルートの選定・規模などについて住民コンセンサスを形成していくと共に、其の中で今後のスケジュールを含めて検討していく。
また、指摘の「道路期成同盟会」といった話も、この過程で協議する事になるだろう。
門川町との連携も其の中で協議を行いたいし、門川町に対しても並行して本市の取り組みを説明すると共に今後の対応について協議したい。
R5年3月議会登壇内容⑥
延岡市南部地域等観光資源活用(2):土々呂港における「誰でも参加できる魚の競り」の実施について
Q>土々呂港の活性化は、市南部の活性化に大きく関係し、観光資源の重要な柱である。誰でも参加できる魚の競りの実施によって、地元住民はもとより、観光客も集まると推察する。土々呂港における「誰でも参加できる魚の競り」の企画実施を提案するが所見を伺いたい
A>(農林水産部長)
現在土々呂港においては、チリメンやメヒカリなどの魚種のみ競りが実施されており、漁協に登録された仲買人しか参加することは出来ない。
一方、現在競りを実施している延岡市漁協については、R7年度を目標に宮崎県一漁協合併に向けた経営改善に取り組んでいるところであり、県一漁協における競りの存続についても注視している。
そのような事から、市としては、今後漁協以外の組織を設立することによる競りの継続実施や、土々呂港で水揚げされるメヒカリ等を活かした振興策について、今年度実施した先進地視察の事例をもとに、地元関係者や水産加工関係者と協議・検討を行っていく。
そして其の中で、指摘の「誰でも参加できる魚の競り」についても、漁業関係者に提案してみたい。